2017年9月22日金曜日

祝「gallery mu-an」10周年

9月20日
私たちが建物と「場」を受け継ぐことになった
ギャラリー mu-an (ム・アン)さんが10周年を迎えられました



代表であり主宰である立見迪子(みちこ)さんが正式に告知されるまで
拙ブログではお名前を出さずに「オーナー」と称して
ことの経緯を綴らせていただいておりました
以後「(mu-anの)迪子さん」と書かせていただきます




開廊10周年と、ご自身の70という年齢を気持ちのよい区切りとして
閉廊と、新たな出発を決断された迪子さん

20日、21日の二日間は、これまでmu-anに集ってこられた皆様によって
「10周年の会」が盛大に行われました



それは振り返りとお祝いの会であり、
新たな旅立ちについてのご挨拶の場であり、
受け継ぐ私たちを、皆様にご紹介してくださる機会でもありました

会場内の壁にぐるりと貼られた
10年間の個展や企画の案内状の数々は圧巻でした

私が実際に展示やイベントを拝見できたのは、ほんのわずかで
あれもこれも観たかった、聴きたかった、と思うものばかり

この場所で、これだけのことをしてこられたのだ
という歴史を前に
感嘆、嘆息。。。




10年の日々はスライドでも映し出されました




同じことができるとは思わないし
思わなくていいし
できなくていいし

貴方は貴方。。。

皆さんが言ってくださるとおり、
比べてはいけない、自分は自分にできることを
と、思いはするものの

そうはいっても
・・・ねえ? (;'∀')



でも、この二日間、迪子さんのもとに
近隣はもとより、遠方からも駆けつけて来られた大勢の皆様との出会いは

そういう心もとなさ、自信の無さも
すべて丸ごと包み込んでくださるような
あたたかく、やさしいエールに満ちたものでした


迪子さんは
「ここに来られるのはみんないい方、
やさしい風が吹いているから大丈夫」

と以前にも仰っていましたが

それは迪子さんに吹く風・・・

と、どこかで思っておりました

でも、
その風は私にも、
やさしく、あたたかく、
そよいでいてくれていることを

つよくつよく感じることのできた二日間でした




ありがとうございます


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余韻の冷めやらぬ中、帰った22日は
新潟市も見事な夕焼けでした


まだまだ眺めていたかったけれど

たそがれるにはまだ早い



輝きを後光にいただいて

歩みを進めます