かつて上越市は高田でカフェを営んでいた時に綴っていた
たくさんの懐かしい顔や景色を思い浮かべながら
初心に立ち返ります
学生時代、全国各地をバイクで旅する中で、
たくさんの親切をいただきました
そのひとにお返しすることができなくとも、
次に出会った誰かにお渡しできるように
次に出会った誰かにお渡しできるように
遠い空の下を思いながら
今度は自分が誰かの旅の空の下になれますように
そう願って始めた「たびのそら屋」でした
結果的には、いつになっても私の方が
惜しみない親切をいただくばかりでしたが
尽きせぬ感謝を胸に、
またささやかながらできることを営みたいと思います
営業形態はカフェであれ、ギャラリーであれ、根底にあるのは
旅のひとも、土地のひとも
元気なときも、そうでないときも
ひとりでも、だれかと一緒でも
季節の移ろいを感じながら
ホッとひと息ついてもらえるような場を営みたい
ということです
この町に、この場所が残ってよかったと思ってもらえるように
私たちが、この町に暮らすことにしてよかったと思えるように