2017年8月30日水曜日

『キラリと、おしゃれ』

津端修一さん・英子さんの著書をもう1冊


『キラリと、おしゃれ』
~キッチンガーデンのある暮らし~
津端英子 ・ 津端修一  著
(2007年7月初版・ミネルヴァ書房)

2017年8月28日月曜日

『なつかしい未来のライフスタイル』

つばたしゅういちさん、ひでこさん夫婦の日常を集めた
映画「人生フルーツ」



2月に観たまま感想を書きそびれていましたが
ご夫妻のこと、とりわけしゅういちさんのことは
その後も折々に思い浮かべます

映画自体は、
活字から思い描いていたことの実際を拝見することができて
私はとてーーも満足でした


動くしゅういちさん
大切な思い出を語るしゅういちさん
眠るようにして旅立ったしゅういちさん
時代と季節の移ろい
しゅういちさんに連れ添いながら確固として在るひでこさん
働き者のふたり
庭の木々のざわめき


おふたりの、いちファンとしては全編通じて
時に感涙しながら
ミーハーなときめきを禁じえませんでした

でも、いちファンだからこそ
映画と併せてお薦めしたいのはこの書籍



『なつかしい未来のライフスタイル』
~続・はなこさんへ、「二人からの手紙」~
(1998年ミネルヴァ書房)


2017年8月27日日曜日

8月の所感

日々、上がったり、下がったり
行ったり、来たり

揺れ疲れた日は
梅シロップ



この夏、はやかわさん で求めた
お花のカットの入ったグラス

かわいくて一目惚れ

ただ、底が出ベソ気味で少しゆらゆら
不安定

オーナー・理絵さんに尋ねると
昔のグラスならではとのこと

自分はもっと出ベソ(とは仰らなかったけれど)
なのを使っています、と

倒れないように
気遣いながら梅ジュースを飲んでいます、とにっこり


2017年8月21日月曜日

「プランツ・プラネッツ」展

はじまりの美術館 にて開催中です
(2017年7月29日~10月22日)



今回もたっぷり満喫
シビレさせてもらいました







振り返りながら気づきます




わたしシビレたいのかも




「好きなものは好き」
で終わらさぬよう




今の自分が惹かれるものを
ひとつひとつ
自覚的に採取




館内撮影可能につき撮らせていただきましたが
ピントが合ってなくて作家の皆さまにはごめんなさい
HPを見つけることのできた方については
お名前のところにリンクさせていただいています

2017年8月20日日曜日

「井田英夫」展

ギャラリーみつけ での 井田英夫 新作展 」
会期終盤を迎えています(8/10~8/23)


新潟絵屋 での展示(7/22~7/30)からの巡回展

旧作も交えた展示に
彼の筆致の遍歴を感じることができます



◆同時に、新潟市にある 砂丘館 では
「ふだんを見つめる 井田英夫展」 が開催中(7/24~8/27)




こちらでは20年に及ぶ彼の作品を約60点
既に個人所蔵になっているものも多数お借りしての展示とのことで
大変見ごたえがあります



井田さんの絵を拝見するのは
今回の新潟絵屋さんでの展示が初めてでしたが

もっと観たい
と足を運んだ砂丘館でギャラリートークを聞いたり
直接、絵についてのお話を伺ったりしたら


すっかりファン

心惹かれて
ギャラリーみつけにも足を運びました



イラストも好きです

今は広島の海辺の町に居るたびのひと



かつてアメリカはマサチューセッツ州から帰った彼にとって
新潟は光とスケールが足りなかった
(それで再び旅に出た)
というエピソードもトークでは語られました


でもひとは変わりゆくものだと思うから


今後、井田さんの眼にふるさとがどう映るのか
どんな新潟の景色を描くのか

私は楽しみです




井田さーん
新潟県にはこういう空や海も
ありますよーーー




そして私は梯子を昇ります

あおぞらに向かって



2017年8月17日木曜日

始動のお知らせ

お待たせいたしました

言葉にするのはなかなか容易でないのですが
ひとまずお知らせいたします




たびのそら屋



来春、復活するってよ



新潟花火と共にお届けしました(。-_-。)




今度はcafeではなくギャラリーが主体で
場所は高田ではなく長岡です

詳細や、この2か月ほどの間に繰り広がったことの顛末は
また順次書いていきますが


流れと流れが出会って
奇跡的に新たな本流がひとつできたような

あるいは
その場所にこれからも灯りがともり続けるようにと
その場所や建物に呼ばれたような


この空間を残すべし、という大きな流れの中で
招かれたのだね、と仰ってくださった方もいて


たしかに、見えないチカラ無しに
このことは生まれなかったのではないかと思うような
尋常ではない成り行きでした


願っていたこと、目指していたことが
その土台に含まれているのは間違いなく

自ら踏み出したことにはじまり
夫とふたりで決断を重ねた結果ではあるものの


想定していた以上の大きな「箱」と
身の丈を上回る大それたお話を受けたことに
未だ動揺も不安もおさまりませんが


来春のオープンに向けて
準備始動いたしましたこと

旅の途中のこのブログもいつも気にかけてくださっている皆様に
ひとまずご報告させていただきます


スケジュール等がもう少し具体化したら
そら屋日記」でもお知らせしたいと思います

こまごまとした思いや日常の話題は
引き続きこのブログで綴ってまりますので
どうぞお付き合いください




coming soon!




2017年8月16日水曜日

コスタリカ共和国

憲法上、軍隊を持てないはずが解釈によって可能とする日本と
憲法上は軍隊を持てるけれど、敢えて持たない選択をしたコスタリカ

日本も平和や環境立国を謳っているものの
コスタリカとは本質的にずいぶん違うようです



コスタリカ共和国が常備軍を放棄した年


2017年8月15日火曜日

おそらくは祈念ではなく希求

5月に父の衣類を整理した折
肌着やTシャツの類は比較的(心情的に)手放しやすかったのですが

これだけは… とたたみ直して箪笥に戻したのは
近年、愛用していたTシャツ



父自らコスタリカで買ってきたもの


常備軍を廃止し、軍備予算を社会福祉に充てるなど
平和国家・環境立国として独自の存在感を放つコスタリカ共和国に
父はとても関心を持っていました

親戚が駐在していた折に、旅慣れた友人たちを伴って
夫婦そろってはるばる中米まで訪ねることができたのは
(父にはそれが最後の海外旅行となりましたが
とても印象深く、よい思い出となったようでした




その姿勢を支持していた父のことに触れましたが

花森氏が平和への思いを仕事の基本姿勢として言明し、
見える形で世に示してきたように

父もまた戦前戦後を生きることになったひとりとして
祈り「願う」だけでなく、求めて「行動」することを
してきたひとだったと思います




父の「NO ARMY」のTシャツは色違いで2枚あったのですが
だいぶヨレていた白は手放して、ネイビーだけを残しました

白は夏の普段着、ネイビーはとっておきの時に
(場違いなどと思うことなくむしろここぞとばかりに)
着ていた気がします

それは父が平和を希求し続けていた姿だったのだと
改めて思い返します




新盆と
72年の不戦の日々に寄せて


2017年8月8日火曜日

長岡花火

7月、そして8月も
印象深い出来事が続いています



華やかに
めまぐるしく




出会いと再会




残像に
確かなものを探して




握りしめん
その熱き煌めき




思いをよぎるは病室の夜
この音と振動は
命の瀬戸際の父にどう伝わったのだったか




追悼
祈り
感謝

全て天に捧げ
いつしか感嘆のみにて佇む




いざ受け止めん
大輪の祝福を




新たな物語のはじまり

お盆明け
落ち着きましたらご報告いたします