見るたびに美味しそうだなと思う鯛の開きがありまして
サイズが立派なので
我が家の小さいグリルでは上手く焼ける気がせず
これまでは見送っていたのですが
今日は試しに1尾だけ買ってみましょうかと
並んでいるパックを見比べました
新潟県産天然真鯛
どれも立派な肉付きです
一夜干しなので身にも目玉にもまだ輝きがあり
活きの良さを訴えています
口をガバッを開いているのや半開きのが多い中で
一尾だけ、
阿吽で言えば「吽」の方のごとく
口をしっかり閉じて結んでいるのがありました
不覚にも
おとうみたい( ´艸`)
と思ってしまった直後。。。
。。。(T_T。)
これは食べられない
いや、
買うよ
今日は買うよ
父に目元口元の似たこのひと・・・
絶対美味しいと思うけど
(>_<。)
苦笑しながら
誰にも似ていない鯛を選びました
貴方に似たひとをわたしは知らない
鯛が父に似ているなんて
そもそも父が何か動物に似ているなんて
これまで思ったことないのですけれど
そのうち山だの岩だの
顔のないものにまで
顔のないものにまで
面影を見出すようになるのでしょうか
相方との間での呼び名には変遷があり
当初はもちろん「チチ」と「ハハ」でしたが
父の病状の進行とともに
不安と
愛おしさゆえでしょうか
不意に「おとう」と呼ぶようになりました
本人にはちゃんと最期まで「おとうさん」と
呼んでましたけど
今は
鯛に似ていると思ったことまで
きっとお見通し
「バカモン」
ていわれること間違いなし
鯛に似ていると思ったことまで
きっとお見通し
「バカモン」
ていわれること間違いなし