『火をありがとう』
杉 みき子 文 / 村山 陽 画
童心社(昭和48年11月20日初版)
小学校低学年のころは、父の同僚でもあった高校美術教師の村山陽先生と、
母のふるさと上越・高田の児童文学作家・杉みき子さんのお二人による児童図書が愛読書でした
お二人によって描かれる雪国・高田の風景や妙高山を舞台にした物語が、
私の郷愁の源、原風景になっています
村山陽先生には、昨年4月、当ギャラリー1周年記念の展覧会「flow展」に
念願叶ってご出展いただけたのは、本当にうれしいことでした
久しぶりに読み返して
迷い込むこと
こころをじゆうに旅すること
よくわからないものがあることのしあわせ を
思い出しました
***
児童文学の中で『火をありがとう』と並んで読むたびに鼻の奥が熱くなってしまうのが
『花さき山』(齋藤隆介 作・滝平二郎 絵/岩崎書店・1969)
(手元に置いてないので画像無し
おさない主人公たちを
今も昔もリスペクト
裏表紙
(村山陽 画)