素晴らしかったです
「書」の見方も楽しみ方も、よくわからなくて
草玄先生のこともよく存知なかったのですが
ちょうど休廊日前日、行って来られたお客様が相次いで
お聞かせくださった感想に惹かれてにわかに出かけ、
すっかり堪能してきました
拝見できてよかったです
書とはこんなに楽しいものでしたか
墨のうねりの骨格には確かなることばがあり
読めないそれを読むのでなく、感じることを愉しめました
草玄先生が、文字・ことば・言葉の姿 を大切にして書かれていることを
解説を手がかりに、書の前に立って、実感することができた気がします
漢詩を書いたものが無いのは、そのリアルな心情に立てないゆえと
日本語による、情景・わびさびの伝わる句を
近年ではかな書きで、書いておられることも好ましく
それは文字以上に文字であり
アート以上にアートであるような
そしてパンク以上にパンクな
その道の険しかったであろうことを思いながら
信念の追求を拝見しました
たびのそら屋での「猪爪彦一展」と同じく、7月1日まで開催中です
このところしばしば、気になるひとが「飛び出す系」です
県立万代島美術館で24日まで開催中の
「 ターニングポイント!~人生、それぞれの時 」展では
横山操が大作「十勝岳」の発表をめぐって会派を脱会した
という転機の紹介が印象的でしたし
江口草玄もまた、自らの信念に基づいて飛び出したひとであられると
そして、このタイミングで言えば、落語の立川一門がまさに
協会から離脱した「飛び出し系」
飛び出し系に飛び込んだ「志の太郎」さんの志や
いかに
7/8 立川志の太郎・定点観測・第一回落語会
インフォメーションはこちら→ ★
「飛び出し系」といえば、もうひとつ
新潟市にある NSG美術館 で24日まで開催中の
「 空の旅から~池田美弥子展 」も
空に飛び出し舞っての視点が愉しくて、わくわく全開
そしてちょっと鳥肌も立ってしまったほど
とても引き込まれる作品群でした
そしてちょっと鳥肌も立ってしまったほど
とても引き込まれる作品群でした
いずれも会期末にゆとりをもってご紹介できず残念ですが
お出掛けのタイミングの合う皆様、どうぞお見逃しなく☆