2018年6月22日金曜日

気になる「飛び出す系」

新潟県立近代美術館で開催中の「白寿・江口草玄のすべて」展が
素晴らしかったです



「書」の見方も楽しみ方も、よくわからなくて
草玄先生のこともよく存知なかったのですが

ちょうど休廊日前日、行って来られたお客様が相次いで
お聞かせくださった感想に惹かれてにわかに出かけ、
すっかり堪能してきました

拝見できてよかったです
書とはこんなに楽しいものでしたか

墨のうねりの骨格には確かなることばがあり
読めないそれを読むのでなく、感じることを愉しめました

草玄先生が、文字・ことば・言葉の姿 を大切にして書かれていることを
解説を手がかりに、書の前に立って、実感することができた気がします


漢詩を書いたものが無いのは、そのリアルな心情に立てないゆえと
日本語による、情景・わびさびの伝わる句を
近年ではかな書きで、書いておられることも好ましく

それは文字以上に文字であり
アート以上にアートであるような

そしてパンク以上にパンクな
その道の険しかったであろうことを思いながら
信念の追求を拝見しました

たびのそら屋での「猪爪彦一展」と同じく、7月1日まで開催中です




遅れ馳せながら父の日に

今年の父の日は、行く先々で会った
よその「おとうさん」たちを思って過ごしていました

特別、何を思って、ということでもないのですが

この方も「おとうさん」なんだな、
この方も、この方も、、、と

仕事の顔のその方が、家では「おとうさん」であることが
いつになく微笑ましく思えたりして

ラジオからは忌野清志郎の「パパの歌」




折しも「ほぼ日刊イトイ新聞」(ほぼ日)では
「 父の日の、小さな読み物。 」という短い連載が始まっていて


本日、完結回を読みまして。。。 (/_;)


在りし日の父を思っている次第です


感謝したいことより先に
謝りたいことが浮かびます




世のおとうさん
どうぞ、今日も明日もお元気で