どういうきっかけだったのか、思い出せずにいたのですが
旧ブログ「そら屋日記」を読み返していたら
初めて訪ねた時のことを書いたものがありました
タイトル「 長岡/mu-anさん 」を読み返すと
2011年の5月、上越から見附に帰省する途中に立ち寄った
柏崎の「ギャラリーtanne」さんで嶋田さんに勧められて… とあります
そうでした、そうでした…
東日本大震災のあったその春は、
どうにもナーバスで、思いを言葉に綴ることができなくて
行き場を見つけられない気持ちは、胸の中に澱のように溜まっていくばかりで…
その日、初めてお訪ねした「ギャラリー・mu-an」で
初めてお会いした迪子さんの前で
私は 泣けてしかたなかったのでした。。。。
あれから6年。。。
まさか、迪子さんがこの地を離れることになり
まさか、その後を営ませてもらうことになろうとは。。。
この建物は長年にわたって本当にたくさんのひとの
思い出を育んできたと思うけれど
あの日の孤独いっぱい、ブルーでひたひただった私のことも、
みていてくれたのだなぁ…
暮らしが激変した今日もつながっていられることにも
感動します
面識のなかった荻野弘一さんには
今年の9月にあった「mu-an」10周年のお祝いの席でお会いすることができ、
作品と同様のやさしさに満ちたやわらかいお人柄の中にある
力強き確信ををもって、あたたかい励ましをいただきました
「しょうこちゃん」こと平野照子さんとも
迪子さんの詩集を贈ってくださった「橋本さん」とも
以前にも増してうれしく心強い関係で居させてもらっていること、
これからまた新たな場でもつながっていけることは、
奇跡かな・・・
こういう時にいてくれるひとは
やっぱり
天使かな・・・
手にするたびにうれしいきもち
平野照子さんのマグ