2020年5月21日木曜日

7日間ブックカバーチャレンジ①『びんのそら』





『 びんの そら 』

谷内六郎 / 詩と絵 (至光社・ブッククラブ・国際版絵本)


裏表紙に父の字で「1974.9.23」に同僚の方から、
当時3歳の私がいただいたと記されています
幼少期に好きだった絵本の中で、手元に残してある数少ない一冊


「しゅっ しゅっ よぎしゃが せんを ぬき・・・」


長年しまい込んでいた間、全容は忘れながらも、このくだりだけは覚えていました
実家の保管箱から出てきた時のうれしさといったら


                          


おもちゃはほとんど買ってもらえなかった幼少期、誕生日は(私の希望で)ぬいぐるみ、クリスマスは中学生までずっと、父が選んだ本が贈り物でした(一応、寝静まった夜に枕元に置かれたのですが、白髭のサンタクロースがいないことは早々に知ることとなりました)おこづかいを図書券でくれることも多く、4年前に父が亡くなった時は家族でその意を汲み、香典返しには図書カードを添えました


今ではすっかり筆不精になった私ですが、ものごころがついた頃から手紙と切手が好きで、
手元には谷内六郎さんデザインの切手も、
いつかの出番を待って大切に





「7日間ブックカバーチャレンジ」とは、

「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊選び、本についての説明はナシで表紙画像をFacebookへ7日間アップを続ける、その際毎日1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする、というもの」で、昨今の「ステイ・ホーム」ライフの中で始まったSNS内での試みのひとつ

この度「アートプロデュース 環」の横木裕子さんからバトンが回ってきました

企画自体は楽しいものと思いつつ、私自身はコンスタントに何かをするのが苦手なので、
基本的にこういうものは「回ってこないといいな…(。-_-) 」と思っております

とはいえ、思い浮かべていただけたことや、つながりはありがたく、また現在、展覧会会期中で時間的ゆとりはないものの、ちょうど展示作家のおふたりと「読書」について語らったこともあり、あれこれ思いを巡らす機会として、ありがたくお受けしました


バトンについてはマイルールで、
無理のない成り行きがありましたら託したいと思います

Facebookをしていない(もしくはつながっていない)友人・知人も多いので、
こちらに書いたものを Facebook にリンクしたいと思います



2020年5月8日金曜日

追悼

2020年4月27日
画家・井田英夫さんが闘病の末、旅立たれました

慕う方々が作成してくださった特設「井田英夫ウェブサイト」からも
井田さんの大きさ(体格もとってもおおきい方なのですが)
不在の大きさ、画家として世にもたらしてくれたものの大きさを
改めて感じています

                                


闘病にはお疲れ様と言いたい

出会えたことに感謝したい


それでも、

幾晩明けても思うのは


夢であったなら、、、、、、


ということで


捧げる言葉を探しあぐね、
また深い穴の前で立ち尽くしてしまいそうになるのですが

何度も書き直した、ことのはたち

今日は青空に放ちます




「五頭山」
(2012)


しっかり歩き、

元気に登り、

過ぎゆく季節を愛で、

井田さんのように魂宿る絵を描く作家たちの世界に心を浸し、


途中、途中で、不意に井田さんや、先に旅立ったひとたちを思い出して

目の奥がぎゅっとなりながら



手を、足を、頭を、
自分のために、自分の成すべきことのために、誰かのために
動かしたいと思います


でも、
ことのほか、がんばろう、などとは思わないことにします


どなたも、どなたも、
このようにして生きてきた中で、出会えたひとだから


井田さんと、井田さんの作品と、
こんな風にして、かけがえのないものとして、出会えるなんて


この道を選ばなかったら
きっと、なかったことばかり


そのときの一生懸命で
疲れたら休んで
ダメな自分も
遠回りの道もたのしんで


晴れたら遠くの山の頂を眺めます


井田さーーーーーん



「2月27日」
(2018)



絵はいいですね


前とは違うこころもちで
そんなふうに思えるようになったのは
井田さんと出会ったお陰でもあります


出会ってから僅か3年足らず

アートつながりのたくさんのお知り合いがいらっしゃる中に、突然舞い込んだような私にも
同じように、昔から知っているようなちかしさを感じさせてくれた井田さん


私たち夫婦共々、お慕いしながら

いつか、たびのそら屋でも個展を開催させていただけたらいいな、と

はるか遠くの頂を眺めるような気持ちで
願っていました




2019.7.22 
新潟絵屋さん「井田英夫 展」にて

私の服もシマシマで
図らずもおそろいになってうれしかった日




折々に下さったお便りやメールで、
次回(の帰省時)こそ訪ねますと、気にしてくださる井田さんに

どうぞご無理なく、また絵屋さんで会えたらそれで、
とお伝えしていたのでしたが

昨年9月の「小松弦太展」に、お友達と一緒に訪ねてくださったこと、
本当にうれしかったです


帰省した折は、庭や家の片づけをしています、とおっしゃっていたその意味を、
先走りして深く考えないようにしていましたが、

ひとつひとつの行動が、ちからを振り絞ってしていたことに違いなく、

たびのそら屋を訪ねることも、果たしたいことのひとつに思ってくださっていたこと、
長い移動でお疲れだったでしょうに、展覧会をじっくりと楽しんでくださったこと、
会場がいつになく狭く感じて、たのしかった時間を、

何度も大切に思い返します



2019.9.7

井田さんのお友達さま
井田さんをお連れしてくださって、同じ時間を過ごしてくださって
本当にありがとうございました




2020年4月27日月曜日

初オンライン呑み会・想天坊(純米原酒)山田錦

私が長岡に滞在している間はお互いに「単身赴任」みたいなことになっている我々夫婦

在宅勤務混じりになった夫から夕方早めの時間に「ハングアウト」の通話が掛かってきました
(通常の出勤だと帰宅はもっと遅いです)

「ハングアウト」はビデオ通話のできるGoogleアプリ
全く活用してこなかったのですが久々にやってみると・・・

コレ、食卓挟んでしゃべっているのと一緒だね

つまり。。。 オンライン呑み会できるねヽ(゚∀゚)ノ
てことで



30分後に集合~~


とはいえ今日は残り物ばかり
しかも筍ご飯と鰊の煮物は母作(*ノωノ)

なのでお料理自慢ではありません

お酒自慢(。-_-。)かな?



本日は河忠酒造さんの
想天坊/純米酒/一回火入れ原酒
(新潟県産山田錦100%使用)


アルコール分14度と抑えてある飲みやすさと
この季節に向けて仕込まれたお酒らしい晴れ晴れとした明るさ
山田錦の旨味を新潟酒らしい程度に抑えつつ味わわせてくれる感じ

好きだなあ(*´▽`*)


ご近所の佐田酒店さんで買いました

佐田さんのお店のサイトをリンクしようと検索したら・・・
出てきたのは『月刊にいがた』さんのオンライン紙面☆



実は3月号の誌面で、私も小さな写真付きで掲載されたのですが
新型コロナ感染の広がりの中でお知らせしそびれました。。。

また改めて





餅米をせいろで炊いて
お醤油を効かせたおこわにするのが実家風




美味しかった

母健在




ひとりの時は、晩酌は「ほぼ」いたしませんが、今宵はふたり晩酌
手付きで1合ほどしかなかったお酒と肴が終わって解散、となりました

このくらいだとアフターでまだひと仕事できます

オンライン呑み会、オンライン夕食はアリでした

2020年4月15日水曜日

3年目にして

maisonの裏に、桜の樹と並んで生えているタラノキ




1年目も2年目も、この時期はバタバタしていて食べそびれ
3年目の今年こそは、の初収穫




展覧会のまとめや梱包・発送を終えて
ようやくひと息




初タラの芽と共に

初こごみ
初越後姫
初筍ごはん

あたたかいお心遣いのいただきもの

しあわせです





付け合わせのよもぎの生麩に蕗みそも
大好きな味




一人で食べるには贅沢過ぎる春の味

呑みますか( *´艸`)1杯だけね


天ぷらに添えたのは、
このところカツオのたたきに付いてくる「さくら塩」




原材料は「食塩・桜の花・梅酢」

お刺身より天ぷらに合う気がしたの
☆期待通り☆




街路樹の銀杏も、中庭の紅葉も、裏のハゼの木も
一気に芽吹きはじめ


しばらくは楽しき会食も、おしゃべりする機会も
控えて過ごす予定だけれど

自然界は賑やかで目が離せないことがたくさん
やることもたくさん



大変だったこと、うれしかったこと、力にかえて
たっぷりの余韻の中で、次の準備


美術館にもギャラリーにも、観たい展覧会が開催中
今しばし、自身の健康観察をしたのちのおたのしみ





と思ったら、、、 ----
緊急事態宣言全国に拡大決定のニュース(4/16 夜)


ひとつひとつの判断や時期ややり方はいちいちギモンだけど
ひとまず

花角知事はどう判断するか
各地の首長の見解もそれぞれとても興味深い


新潟県に休業要請補償の財政はあるのか
ウチは対象外として、世の多くのお店さんのこと

それは本来は国がしっかりやるべきこと


もし今も自分がcaféで生計を立てて一人で生きていたらと思うと
とても他人事と思えず


もし私が街頭インタビューを受けたら
(受けそうな場所に出かけないから受けないと思うけど)
自分がわかる立場のことだけを言うとしたら

小規模店舗賃貸自営業飲食店 の救済策を声を大にして求めます





2020年4月13日月曜日

Tatsuro Yamashita 山下 達郎- Someday いつか

2020/04/13
展覧会明けのスタートアップ





セレクトに深い意味はないです


でも今日の気持ちにぴったり



名曲はいつ聴いても名曲




2020年3月1日日曜日

3月1日つれづれ(哀悼)

新潟県内も早かれ遅かれ、と思っていた事がついに報じられ、
昨夜は動揺のピークでした

春の展覧会については、状況次第での変更も視野に入れつつ、
(延期等、変更を決断した時はすみやかにHPで告知いたします ⇒ 



1月の矢尾板克則展で咲き始めた「シクラメンの大森さん」は


あたたかい室内で満開中



個人の暮らしとしては、ひとまず
これまでメディアで呼びかけられてきたとおり


人混みに行かない
大勢がいる閉鎖空間ではマスク
帰宅したらうがい手洗い

そして免疫力を落とさない生活
それには腸内細菌たちにお元気でいてもらうのがよいのですって


私の快腸の素はいつものヨーグルト
それは何か特別な乳酸菌をうたったようなものではなく
生乳100%で美味しい(コレ一番大事)
かつ、お手頃価格で(大事!)常に定価で、安定して
最寄りのスーパー店頭で購入できるもの(コレも非常に大事)


ひととあまり足並みを揃えない
というのもいつものこと

ひと様の動向が気になるくせに
「群衆」というかたまりには恐怖

家の日用品や食料の在庫を確認すると
多少心細いアイテムはあるものの
今日のところは買いに出るのをぐっとこらえて


そこには今日しか出れない、あるいは本当に急を要しているひとたちが
朝から殺到しているはずで

もうとっくに出遅れているし


これもいつものこと

私はだいたいのことに出遅れます

多分、逃げなくちゃいけない大事件の時は
情報入手が遅くて逃げ遅れてしまうひとだと思います

まだスマホじゃないし、
緊急地震速報(?)の鳴らない電話だし、
台風の時に乱発されたという「エリアメール」も当然無くて
ひとりで居ると、本当に静かなものです


それより
いつもより足りていないのはスマイル!スマイル!スマイル!


2/26 大事な大事なひとが亡くなりました

年齢をはぐらかして教えてくれなかった彼女は
私とひとつしか違わない年下でした


こんなつれづれより先に書きかけた追悼文があるけれど

私はまだ受け止めることができないでいます


こんなときに
何をどう笑えばいいのか


そうだ、
口角を上げるだけでもいいのですって

脳は不思議で、賢そうなのに勘違いもしてくれる
躰の示したことをそのままに受け止めてくれるので
口角がにっこり上がっていると、心はどんよりしていても
「笑っている」=うれしい・たのしい・可笑しい・ハッピー☆
と受け止めてくれるらしいです

気持ちもつられて上向いたら
しめたもの

いい流れを、いろんなひとのちからを借りながら、自分でつくろう

過ぎていく今を、今日を、大切に


このところ、2年前の大雪で傷めた腕がいよいよ悪化して、
これはなんとかせねばと新たな整骨院の門戸をたたいたところ、
ようやく納得のいく説明をしてくれる先生に出会えて通院しています

その先生の治療の中にも、脳の勘違いを取りれたものがありました

専用の鋭利な器具(家庭では爪楊枝でもよいとのこと)で
該当の場所近辺をツクツクツツク・・・ と、
イタっと感じるけれど傷つかない程度に刺激を与えると、
脳はそこがケガをしたと思って、その近辺に「治せーー」と自己治癒力を
向かわせてくれるとのこと


それは治療の中のほんの一部だけれど、
本人の持つ自然治癒力の手助けをする、というスタンスでの治療を丁寧に説明しながら、
断定することはせず、仮説を立てて観察しながら手当てしてくださる先生に
出会えたことの安心感

それだけで各所の細胞が治癒されているように感じます


本当は、自分が、それくらい
自分を大切に労わらなければならならなかったのだと思うのですが

ひとから入れてもらったコーヒーが美味しいように、、、
誰かに労わってもらうのはまた、届くところが違うのです


****************


巡りきた9年、というのとはまた違う意味合いで
今、2011年を思い返しているのは私だけではないと思います

こういう時の私は依然、変わらず気持ちが弱くて
がっくりです

こんな時、どう過ごせばよいか

情報にかじりつきたくなるけれど
テレビが無いのは幸いです

最初のうちは、テレビが無いことでの情報の遅れや取りこぼしが不安になるけれど
私などは見続けて無用に煽られて不安増幅すること間違いなし


あの時の何を教訓にできたのか
行動の何を変えることができたのか


自問しながらネットやラジオで
日頃からの頼るべの方々が発信してくださるものを軸に、
ある程度の見解を辿って落ち着きを取り戻します




世を駆け抜け、あまりにも早く天に昇っていってしまった
彼女なら、こんな時どう過ごし、何を発信しただろう、、、 

つい、頼りたい気持ちで思ってしまうけれど

自分で考えたり、調べたり、行動することを
祈りと共に捧げようと思います


刻々と状況は変わり、こころもまた揺れていくと思いますが

私も不安より希望を、活路を、
見出し、冷静に発信できるひとでありたいです


長いつれづれでした
もし読んでくださっていたら
ありがとうございます



橋本桂子さんに



2020年2月22日土曜日

長岡市栃尾美術館で2/24まで開催中

長岡市栃尾美術館にて2月24日(月祝)まで3つの展覧会が開催中

※美術館への道(お寺の横を通る坂道)は工事中で迂回が必要でした


第13回アートクラブグランプリ in SAKAI 長岡巡回展

お客様が、昨年観に行ったところ大変素晴らしかったと、
感動を思い返しながら教えてくださった、中学生の「アートの甲子園」の巡回展

くだんのお客様にお伝えしたい
同感!同感!

素晴らしかったです


出品校337校、応募総数3,715点(共同作品含む)の中から選ばれた入選作品約30点と
県内中学生の佳作作品が展示されています

企画の詳細等は主催者による公式HPをどうぞ 
http://www.artclub-gp.com/outline.html

受賞作品もデジタルカタログで見れるのですが
お近くの方は、ぜひ実物にシビレていただきたいです


巡回展は新潟県内では栃尾美術館のみ
全国6か所しか巡回しない中の1会場である模様
どういういきさつなのか、すごいことですが、
県内からの応募は3校だけというのは、これまたどういう事情か、、、



さすがの入選作品には、ストレートに「上手い!」と思いましたが、
余韻を残す感動は、単に技術力に感心してのものではないところが
「アートの甲子園」と称されるゆえん

作品世界から放たれるもの、傍らに添えられた作者の思いなどに、
こころが縦横無尽に(心地よく)揺さぶられました


若いひとたちが、ただ存在しているだけで、溢れるものがあるのを
眩しく感じることがありますが(あるようになりましたが!(;'∀')

それを絵画として
表現することができるなんて 


表現することへの渇望は、今の世にもこんなにも尽きないこと

込められた不安や手探りの希望が、問いかけてくるもの


まばゆい火花が、軽いパンチのように繰りだし続けられているのを浴びている気分で、

その問いを受け止め、未来のこのひとたちに顔向けできるオトナたりえているのか


これには「甲子園」は無くとも真剣に挑まねばと
気持ちをきゅっと引きしめました



同時開催のもう二つの作品展もとてもよかったです


「ふるさとのこどもたち展」



会場に入ると一瞬、なぜこんなに同じものを描かせるのか、、、
と思ってしまうような統一感なのですが

ひとつひとつを観ると、それぞれに個性が発揮されていて
(思いもよらないポーズとか、色使いとか)

ちいちゃい画伯たちの素晴らしさ




1階ギャラリーでは「小さなアール・ブリュット展」

栃尾にある「地域活動支援センターキッズサポートつむぎ」
に通う5名の作品が展示されています

こちらもとてもよかったです
大好き

素晴らしい若きクリエイターと、こうして世に出してくださるサポーターさんが
栃尾にはいらっしゃるのですね

「つむぎ」さんの活動が気になって調べてみたら、ますます気になりました

◆ながおか市民協働センターウェブサイトにあった過去のイベントチラシ
 (なんて素敵なデザイン☆


◆「つむぎ」施設長・星野さんの記事も発見


長岡市は市町村合併でだいぶ広域な自治体ので
「ながおか市民協働センター」が
こんなふうに各地の取り組みを発信してくださるのがありがたい

こうして少しずつ長岡地域を知って、
少しずつ、つながっていけますように

と願って、好きなもののことは
今年はもっと書いていこうと思います