2020年2月22日土曜日

長岡市栃尾美術館で2/24まで開催中

長岡市栃尾美術館にて2月24日(月祝)まで3つの展覧会が開催中

※美術館への道(お寺の横を通る坂道)は工事中で迂回が必要でした


第13回アートクラブグランプリ in SAKAI 長岡巡回展

お客様が、昨年観に行ったところ大変素晴らしかったと、
感動を思い返しながら教えてくださった、中学生の「アートの甲子園」の巡回展

くだんのお客様にお伝えしたい
同感!同感!

素晴らしかったです


出品校337校、応募総数3,715点(共同作品含む)の中から選ばれた入選作品約30点と
県内中学生の佳作作品が展示されています

企画の詳細等は主催者による公式HPをどうぞ 
http://www.artclub-gp.com/outline.html

受賞作品もデジタルカタログで見れるのですが
お近くの方は、ぜひ実物にシビレていただきたいです


巡回展は新潟県内では栃尾美術館のみ
全国6か所しか巡回しない中の1会場である模様
どういういきさつなのか、すごいことですが、
県内からの応募は3校だけというのは、これまたどういう事情か、、、



さすがの入選作品には、ストレートに「上手い!」と思いましたが、
余韻を残す感動は、単に技術力に感心してのものではないところが
「アートの甲子園」と称されるゆえん

作品世界から放たれるもの、傍らに添えられた作者の思いなどに、
こころが縦横無尽に(心地よく)揺さぶられました


若いひとたちが、ただ存在しているだけで、溢れるものがあるのを
眩しく感じることがありますが(あるようになりましたが!(;'∀')

それを絵画として
表現することができるなんて 


表現することへの渇望は、今の世にもこんなにも尽きないこと

込められた不安や手探りの希望が、問いかけてくるもの


まばゆい火花が、軽いパンチのように繰りだし続けられているのを浴びている気分で、

その問いを受け止め、未来のこのひとたちに顔向けできるオトナたりえているのか


これには「甲子園」は無くとも真剣に挑まねばと
気持ちをきゅっと引きしめました



同時開催のもう二つの作品展もとてもよかったです


「ふるさとのこどもたち展」



会場に入ると一瞬、なぜこんなに同じものを描かせるのか、、、
と思ってしまうような統一感なのですが

ひとつひとつを観ると、それぞれに個性が発揮されていて
(思いもよらないポーズとか、色使いとか)

ちいちゃい画伯たちの素晴らしさ




1階ギャラリーでは「小さなアール・ブリュット展」

栃尾にある「地域活動支援センターキッズサポートつむぎ」
に通う5名の作品が展示されています

こちらもとてもよかったです
大好き

素晴らしい若きクリエイターと、こうして世に出してくださるサポーターさんが
栃尾にはいらっしゃるのですね

「つむぎ」さんの活動が気になって調べてみたら、ますます気になりました

◆ながおか市民協働センターウェブサイトにあった過去のイベントチラシ
 (なんて素敵なデザイン☆


◆「つむぎ」施設長・星野さんの記事も発見


長岡市は市町村合併でだいぶ広域な自治体ので
「ながおか市民協働センター」が
こんなふうに各地の取り組みを発信してくださるのがありがたい

こうして少しずつ長岡地域を知って、
少しずつ、つながっていけますように

と願って、好きなもののことは
今年はもっと書いていこうと思います