2017年8月17日木曜日

始動のお知らせ

お待たせいたしました

言葉にするのはなかなか容易でないのですが
ひとまずお知らせいたします




たびのそら屋



来春、復活するってよ



新潟花火と共にお届けしました(。-_-。)




今度はcafeではなくギャラリーが主体で
場所は高田ではなく長岡です

詳細や、この2か月ほどの間に繰り広がったことの顛末は
また順次書いていきますが


流れと流れが出会って
奇跡的に新たな本流がひとつできたような

あるいは
その場所にこれからも灯りがともり続けるようにと
その場所や建物に呼ばれたような


この空間を残すべし、という大きな流れの中で
招かれたのだね、と仰ってくださった方もいて


たしかに、見えないチカラ無しに
このことは生まれなかったのではないかと思うような
尋常ではない成り行きでした


願っていたこと、目指していたことが
その土台に含まれているのは間違いなく

自ら踏み出したことにはじまり
夫とふたりで決断を重ねた結果ではあるものの


想定していた以上の大きな「箱」と
身の丈を上回る大それたお話を受けたことに
未だ動揺も不安もおさまりませんが


来春のオープンに向けて
準備始動いたしましたこと

旅の途中のこのブログもいつも気にかけてくださっている皆様に
ひとまずご報告させていただきます


スケジュール等がもう少し具体化したら
「そら屋日記」でもお知らせしたいと思います

こまごまとした思いや日常の話題は
引き続きこのブログで綴ってまりますので
どうぞお付き合いください




coming soon!




2017年8月16日水曜日

コスタリカ共和国

憲法上、軍隊を持てないはずが解釈によって可能とする日本と
憲法上は軍隊を持てるけれど、敢えて持たない選択をしたコスタリカ

日本も平和や環境立国を謳っているものの
コスタリカとは本質的にずいぶん違うようです



コスタリカ共和国が常備軍を放棄した年


2017年8月15日火曜日

おそらくは祈念ではなく希求

5月に父の衣類を整理した折
肌着やTシャツの類は比較的(心情的に)手放しやすかったのですが

これだけは… とたたみ直して箪笥に戻したのは
近年、愛用していたTシャツ



父自らコスタリカで買ってきたもの


常備軍を廃止し、軍備予算を社会福祉に充てるなど
平和国家・環境立国として独自の存在感を放つコスタリカ共和国に
父はとても関心を持っていました

親戚が駐在していた折に、旅慣れた友人たちを伴って
夫婦そろってはるばる中米まで訪ねることができたのは
(父にはそれが最後の海外旅行となりましたが
とても印象深く、よい思い出となったようでした




その姿勢を支持していた父のことに触れましたが

花森氏が平和への思いを仕事の基本姿勢として言明し、
見える形で世に示してきたように

父もまた戦前戦後を生きることになったひとりとして
祈り「願う」だけでなく、求めて「行動」することを
してきたひとだったと思います




父の「NO ARMY」のTシャツは色違いで2枚あったのですが
だいぶヨレていた白は手放して、ネイビーだけを残しました

白は夏の普段着、ネイビーはとっておきの時に
(場違いなどと思うことなくむしろここぞとばかりに)
着ていた気がします

それは父が平和を希求し続けていた姿だったのだと
改めて思い返します




新盆と
72年の不戦の日々に寄せて


2017年8月8日火曜日

長岡花火

7月、そして8月も
印象深い出来事が続いています



華やかに
めまぐるしく




出会いと再会




残像に
確かなものを探して




握りしめん
その熱き煌めき




思いをよぎるは病室の夜
この音と振動は
命の瀬戸際の父にどう伝わったのだったか




追悼
祈り
感謝

全て天に捧げ
いつしか感嘆のみにて佇む




いざ受け止めん
大輪の祝福を




新たな物語のはじまり

お盆明け
落ち着きましたらご報告いたします



2017年7月16日日曜日

「花森安治の仕事」展

「花森安治の仕事
 ~デザインする手、編集長の眼~」展

高岡市美術館 にて7月30日まで開催中




行けてよかった
とても楽しめました

花森安治氏の隠れファン(?)らしき相方と
物心ついた時から暮らしの中に『暮しの手帖』があった私
それぞれ思うところを深め、満喫してきました




実家に『暮しの手帳』を定期購読という形で導入したのは父で
主に読んでいたのも父
内容を参考にしたり、実践したていたのも父でした

昨今、花森安治氏の表紙絵や挿絵のデザイン、写真や編集術は、
ノスタルジックな雑貨・クラフト的なものとして
愛される側面もあるように思うのですが

展示からは、彼の仕事の社会運動的な側面、
側面というよりそれこそが創刊の想いであり
雑誌の真髄であることが力強く伝わってきました




「暮しの手帖別冊」↑からの引用の織り交ぜになりますが、

「もう二度と戦争を起こさないために、
       『暮らし』を大切にする世の中にしたい」

という思いで創刊した『暮しの手帖』

料理、服飾、台所、商品テスト…
いろんな切り口で衣食住にまつわる記事を企画してきたのも

「ぼくらに、守るに足る幸せな暮らしがあれば、
             戦争は二度と起こらないはずだ」

ペンを武器に
ペンの力で「あたりまえの暮らし」を守る

そういった決意あってのこと



「一銭五厘の旗」を広げる花森安治(1971)


「一銭五厘」というのは戦時中の郵便葉書の料金だそうで

花森氏が徴兵されて向かった戦地で上官から
「貴様の代わりは一銭五厘でくる、軍馬はそうはいかんぞ」と
怒鳴られたように

庶民は一銭五厘で問答無用に戦地に集められ
いくらでも代えがきくのだと言われた戦争体験を経て

戦後の復興と高度経済成長の中で
暮らしをないがしろにするような経済優先の事象に対して
それを今度は黙っていてはいけないと

「今度こそ ぼくらは言う
  困ることを 困るとはっきり言う」

「ぼくらは ほくらの旗を立てる」

「ぼくら庶民の旗だ」

「ぼくら こんどは後へひかない」



そいった信念のもとに、世の中を見て、取材し
時に、家庭のみならず社会でも活躍し始めた女性たちへのエールを込めて
文章を書き続けた花森氏と『暮しの手帖』誌への
理解を深めることができました




と同時に、父が共感し、支持を表明するという意味で
『暮しの手帖』を定期購読していた
その「支持」する先の、本当に一番大きかったもののこと・・・

それは消費者の立場に立った商品テストや
スポンサーからの制約を受けないために広告を載せない姿勢や
世の時流を問い、ペンで物申す姿勢や
(父はそれらをよく褒めていたのだけれど
ましてやレシピやDIYの記事ではなかったことを
(参考にして作った棚とか料理もあったのだけど

そうではなく、最大に支持していたのは
もう二度と戦争をしないために行動する
という花森氏の姿勢であったのだということに

ようやく思い至ったという・・・

不肖の娘




2017年7月14日金曜日

映画「日本と再生」

映画「 日本と再生~風と光のギガワット作戦 」

新潟シネ・ウインドにて7月21日(金)まで


脱原発が必要なことはわかった、
でも原発無しにどう暮らせばいいの?

という問いにたいへんわかりやすく答えた
河合弘之監督のシリーズ3作目が新潟シネ・ウインドにて上映中




ヨーロッパ、中国、アメリカ…
世界の趨勢は
すでに自然エネルギーが本流になっていた!!

世界の自然エネルギーの発電量が
世界の原発の発電量の2倍以上になっているって
知ってました?!


史上最悪の原発事故を起こした日本が
どうしてその流れに乗れないのか

上映後の特別講演会で、河合弘之監督(中央)は
日本の自然エネルギー転換の「障害は政治だけです」
とおっしゃっていました

自然エネルギー資源も、国民的支持も、すでにある、と
あとは政治が動く(政治を動かす)だけで
大転換が起きる(起こせる)と

本作のDVDは全国会議員に送付したとのこと
経済界にも自然エネルギーは「儲かる」ことを理解してもらうべく
要点を込めた話なども

2017年7月11日火曜日

「北大路魯山人」展

世田谷美術館所蔵・塩田コレクション
「北大路魯山人~美・食の巨人展~」

新潟市美術館 
にて7月23日まで



大変刺激的でした
おいそれと感想など述べてはいけない気もしますが
自由に観ることを許してもらえるなら

愉しかった! 
前半、顔がにやけました

ですが心持ちの角度を変えると・・・

岩山のように恐ろしくて
身がすくむようでした

展示されている器に盛り付けをしたパネル写真が展示されていましたが
(料理拵え・横山夫紀子/ 写真・秋元茂)
それはもう圧巻



「塩田コレクション」というものを知ることができたのも
とてもよかったこと

見たことのないものをみせてくれるひとを
宝として支えるひとあっての芸術文化

示唆されたことはたくさん

我が身に足りないことばかり