2020年5月26日火曜日

②『火をありがとう』

【7日間ブックカバーチャレンジ 2日目】




『火をありがとう』

杉 みき子  文 / 村山 陽  画
童心社(昭和48年11月20日初版)


小学校低学年のころは、父の同僚でもあった高校美術教師の村山陽先生と、
母のふるさと上越・高田の児童文学作家・杉みき子さんのお二人による児童図書が愛読書でした
お二人によって描かれる雪国・高田の風景や妙高山を舞台にした物語が、
私の郷愁の源、原風景になっています

村山陽先生には、昨年4月、当ギャラリー1周年記念の展覧会「flow展」に
念願叶ってご出展いただけたのは、本当にうれしいことでした




久しぶりに読み返して


迷い込むこと

こころをじゆうに旅すること

よくわからないものがあることのしあわせ を

思い出しました


***


児童文学の中で『火をありがとう』と並んで読むたびに鼻の奥が熱くなってしまうのが
『花さき山』(齋藤隆介 作・滝平二郎 絵/岩崎書店・1969)
(手元に置いてないので画像無し


おさない主人公たちを
今も昔もリスペクト




裏表紙

(村山陽 画)