2018年5月27日日曜日

近藤邦雄 遺作展

メゾンでの展覧会が終わったら、まず行きたかったのがこちら

栃尾美術館で開催されていた、長岡出身の彫刻家「近藤邦雄 遺作展」
最終日に間に合いました



今回の展覧会は、ノーフラッシュでの撮影可能
一部作品以外は、触れてもよいとのことでした

木、ブロンズ、セラミック、アルミニウム・・・
様々な素材を用いた作品からは

その制作過程の果てしなかったであろう悩みや追求はさておき
愉しさや歓びが、溢れんばかりに伝わってくるようでした


フリルと化した木肌
立体の合体
そのやわらかなこと

表現の境界を超えていくのは
困難でありながらどんなに愉しいことだったろうかと
思いを馳せます



一番心惹かれたのは、白い大理石の彫刻


それは、彼が亡くなった年の作品でした


***


さまざまな素材を用いてきた制作の中で
この白い大理石にたどり着いた、知る由もない47歳の心境を思いながら

この先、どんな作品を観せてもらえたのだろう
という哀惜の念で

そっと、作品に触れさせてもらいました

あたたかく、やわらかい
石肌でした




交通事故で旅立ってしまった彫刻家と、今の私
同い年

この先も、人生にしっかり取り組むように、と言っているような
同い年のおにいさん





見晴らしのよい丘に建つ栃尾美術館は
好きな美術館のひとつです

長岡市と合併した栃尾の町は
長岡市街地から行っても、見附市街地から行っても
山道を通り、トンネルを抜けたところにあるので
ほんの30分くらいの道のりとはいえ
訪ねる時はいつも小トリップな気分になります

雁木の連なる町並みや、町なかを川が流れる様子
小さい商店、酒蔵・・・

好きな要素がふんだんにある栃尾は
住まい探しの候補地のひとつでもありました

栃尾と言えば「油揚げ」
この小さい町で、お豆腐屋さんが何件も
しっかりと成り立っていることのすごさ

もちろんお土産に買って帰ります